妊娠中は体に影響の無いダイエットをすること

f:id:hare1:20210725124148p:plain

妊娠中も体重増加が気になってしまいますが、妊娠しているときにダイエットする必要というのは本来はありません。

妊娠中はお腹の中で大きくなっていく赤ちゃんの体重や胎盤、胎盤内の羊水などで平均で7～12kgは体重が増えるといわれています。

なので基本的にはあまり神経質にならなくても◎

ですが、ホルモンバランスやメンタルバランスの影響で太りやすい状態でもあるのできちんと理解して注意は必要です。

妊娠中はつわりによって思うように食事ができない時期もあるので、落ち着いたときに食べ過ぎてしまうということも多いようです。

また、妊娠中は脂肪を蓄えるホルモンが分泌されるだけでなく、

家で安静にしている時間も増えて運動量が減り、消費カロリーが少なくなったことにより更に脂肪がつきやすくなるようです。

妊娠している時に体重が増えすぎて、妊娠中毒症のリスクが高まった場合は、ダイエットが推奨されます。

血糖値が上がり過ぎて、妊娠性糖尿病のリスクが高くなりすぎている場合も、ダイエットの指導を受ける場合があります。

もしも妊娠中にダイエットの必要性が生じても、自己流のダイエットは厳禁です。

お腹に赤ちゃんがいる時は、お母さんが食べるものは自分１人のものではなく、赤ちゃんのものでもあります。

例えば、痩せたいという気持ちが妊婦さんがダイエットをしていると、お腹の赤ちゃんへの栄養が不足してしまいます。

赤ちゃんの成長のためには、バランスの取れた栄養や良質な栄養素を摂取する必要があります。

お腹で育っている赤ちゃんにきちんと栄養を届けた上で、妊娠中に急速に体重が増えたなどの理由でダイエットをすることになった人は、適正な減量をしましょう。

たんぱく質や、ミネラル、ビタミンなどをきちんと摂って、カロリーオーバーにならないようにすることが、体重管理の基本です。

運動不足も体にはよくないので、きつい運動とはいかずとも、ウォーキングくらいはすべきでしょう。

産婦人科の医師に相談をして、適正な体重管理を心がけながら、必要に応じてダイエットをしていきましょう。

お腹に赤ちゃんがいる時は、極端な体調の変化はできるだけ起こさないほうがいいので、ダイエットをする時も時間をかけて少しずつ体重を減らしていきたいものです。

せいかつの情報メモ。