プラセンタの動物由来の原料について
プラセンタの原料ってなに?
注射や栄養補助食品として人気があるプラセンタの原料は胎盤エキスです。
ではプラセンタを作る原料の胎盤とは、一体何でしょうか?
胎盤というと哺乳類の動物にしかできないため、哺乳類がその原料となります。
医療の現場では、更年期障害の治療目的にプラセンタの注射が行われています。
安全性が第一なので、人間の胎盤を原料としたプラセンタです。
人体に用いるものですから、他の哺乳類の胎盤ではなく人間の胎盤を原料にした胎盤エキスが望ましいものです。
化粧品やサプリメントのプラセンタ
化粧品やサプリメントに配合されているプラセンタは、ヒト以外の哺乳類から得たものが多いようです。
人間以外の胎盤の方が入手しやすいためです。
プラセンタの原料の代表的なものは牛でしたが、狂牛病の原因とされるプリオンが胎盤にもあるため今では使用禁止になっています。
そのため、近年では豚の胎盤を原料にプラセンタを製造しています。
牛胎盤のプラセンタと豚胎盤のプラセンタに大きな違いはないと言われています。
安全性や体への影響を考えた場合、人間のプラセンタと豚や牛のプラセンタとは差が確認されています。
とはいえ、豚由来のプラセンタに効果が認められないということではありません。
どの原料で作られたプラセンタなのかで、信頼性や期待できる作用には違いがあるといいます。
プラセンタのサプリメント
最近話題を集めているブランセンタのサプリメントは美容効果が高いことで注目されています!
抗酸化作用がプラセンタにはあり、どんどん新陳代謝を促すのでアンチエイジングに有効だといわれているのです(^^♪
先ほども書きましたがプラセンタの原料は動物の胎盤が使用されているサプリメント。
胎盤から必要な成分を抽出したものが、サプリメントなどに使われているプラセンタの正体です。
注目のプラセンタは羊の胎盤?危険性は?
過去に使用されてきたのが馬や豚の胎盤でしたが、プラセンタの中でも最近は羊の胎盤を原料にしたものが話題◎
羊は活力があり、病気にかかりにくい動物。
免疫力もがんやエイズにかからないぐらいあり、とてもプラセンタの原料としては優秀なのです*
昔から漢方薬の原料として、中国でも羊の胎盤を羊胎とよんで活用してきたといわれています。
人間に羊のアミノ酸の組成が似ているので、細胞のドナーとしてもおすすめの動物です。
そんな万能と思われている羊もスクレイピーという病気にかかる可能性があります。
今までプラセンタで羊を原料にしたものが日本においてつくられていませんでした。
スクレイピーからプラセンタの原料である羊を守るためには徹底した衛生管理のもとで、ワクチンや薬剤などを使わずに清潔な食事を与えて羊を育てる必要があります。
オーストラリアやニュージーランドの羊プラセンタは安全性が高いといわれていますが、日本での基準を満たしているかなども確認して選びましょう!